コラム

ペアレントトレーニング

 「何度⾔っても同じことを繰り返すので、つい声を荒げてしまう・・・。」という⾔葉を聴くことがあります。何度も叱られて、⾃信をなくしたり、なげやりになったりしているお⼦さんの姿を⾒かけることもあります。もしかして、親⼦のコミュニケーションが悪循環に陥っているのではありませんか?悪循環をよい循環に変えていく⽅法があります。それが、ペアレントトレーニングです。このトレーニングを通して、より良い親⼦関係作りとお⼦さんの適応⾏動の増加を⽬指していきませんか。皆様のご参加をお待ちしております。

ペアレントトレーニングの⽬的
親⼦間でよりよいコミュニケーションを図り、⽇々を穏やかに過ごせるようになることを⽬指します。

ペアレントトレーニングの⽅法
5〜6名で⼀つのグループを作ります。グループ内でお⼦さんの⾏動をどう理解すればよいのか、どのように対応すればよいのかを考えていきます。頻度は⼀回90分、全7回のプログラムで構成されています。

ペアレントトレーニングの基本的な考え⽅
「⾏動」に焦点を当てます。「増やしたい⾏動」「減らしたい⾏動」「危険な⾏動」の3つに分け、効果的な指⽰の出し⽅や「増やしたい⾏動」への注⽬の仕⽅(ほめ⽅)を学び、結果として「減らしたい⾏動」は少なくなります。
「危険な⾏動」に対しては、その⾏動が⽣じない⼯夫をする、ルールを決めておくなどの下準備の仕⽅を学びます。

※このプログラムは保険適⽤となります。参加される親御さんのカルテを作成いたしますのでご了承ください。(ご両親共に参加される場合は、ご両親それぞれのカルテを作成いたします
*お⼦さんがこころと発達クリニックえるむの⽊を受診していることが参加条件です。